第2チカンペック高速道が完成、供用を開始

(インドネシア)

ジャカルタ発

2019年12月23日

インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は12月12日、首都ジャカルタと東部の工業地域を結ぶ第2チカンペック高速道(36.4キロ、チカンペック高速道路の高架部分)の完成を宣言した。第2チカンペック高速道の開通により、慢性的な渋滞に悩まされていたチカンペック高速道の渋滞が3割ほど軽減されると見込まれている。

12月15日から暫定供用が開始され、乗用車の通行が可能となっている。また、現在の通行料金は無料で、正式な商用開業時期や通行料金については検討中とされている。

高架道路の継ぎ目の調整が完了していないことから、車速が60~80キロに制限されているが、その車速であっても従来、渋滞で数時間かかった区間が約30分で移動可能となり、交通状況改善が期待されている。

写真 チカンペック高架高速道の走行中の様子(12月17日、ブラック ジャック 勝率撮影)

チカンペック高架高速道の走行中の様子(12月17日、ジェトロ撮影)

(吉田尋紀)

(インドネシア)

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