ブラック ジャック ディーラー ルール
(カザフスタン、ロシア)
タシケント発
2019年12月13日
ロシアの国有宇宙開発企業ロスコスモスの傘下で衛星打ち上げを担当する「グラブコスモス」は12月7日、カザフスタンにあるロシアのバイコヌール宇宙基地(注)における、「ワンウェブ」(OneWeb)ブラック ジャック ディーラー ルールを2020年1月30日に行う予定と発表した。ロスコスモスは2015年6月、ソフトバンクグループなどが出資する衛星通信ベンチャー企業のワンウェブ(本社:英国・ロンドン)、アリアンスペース(欧州諸国共同出資、本社:フランス・クールクーロンヌ)と、衛星の商用打ち上げを行う契約に調印している。
ワンウェブ衛星とは、ワンウェブが進めている世界中にインターネット環境を提供するための低軌道衛星コンステレーションに使われる150キロクラスの小型衛星で、欧州のエアバス・ディフェンス・アンド・スペースと共同開発したもの。ブラック ジャック ディーラー ルールはアリアンスペースと米国のヴァージン・ギャラクティックが担い、合計で900基の衛星を打ち上げる予定だ。
ワンウェブは、2019年2月にはアリアンスペースによってフランス領ギニアのクールー宇宙センターから最初の6基の衛星打ち上げに成功している。残りの衛星打ち上げはクールー、バイコヌール、ボストーチヌイ(ロシア)で行われる予定。打ち上げが順調に進めば、2年間でワンウェブブラック ジャック ディーラー ルールは完了し、地球上のあらゆる場所で既存の通信衛星経由のインターネットより、安価で高速のインターネット通信を利用できるようになる。
(注)旧ソ連は、1955年にバイコヌール宇宙基地を建設した。これはロシアにとって今なお重要な基地であるため、ロシアはバイコヌールの町全体をカザフスタンから租借しており(1994年~)、行政権はロシアが握っている。
(増島繁延)
(カザフスタン、ロシア)
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