JAL、カジノ ブラック ジャック
(インド)
ベンガルール発
2019年11月07日
日本航空(JAL)は10月30日、成田~ベンガルール間の直行便の就航日を2020年3月29日にすると発表した。JALとしては、初めてとなる日本と南インドを結ぶ直行便だ。運航スケジュールは表のとおり。
今回就航する直行便は、日本とベンガルールの往来旅客だけでなく、北米、特にサンフランシスコ・シリコンバレーとベンガルールの往来旅客をターゲットとしている。ベンガルールは、デリー、ムンバイに次ぐインド第3の都市で、人口約959万を抱える。サンフランシスコ・シリコンバレーとは12時間の時差があり、ベンガルールは米国企業のオフショア拠点として発展してきた。ベンガルールには、世界のイノベーション活動の中核を担うカジノ ブラック ジャック通信技術(ICT)産業が集積している。また、同地の高度かつ豊富なIT人材とイノベーションを推進する大企業のアクセラレーターの存在もあり、スタートアップのハブとして、シリコンバレーとの往来も大変活発だ。JALはこうした需要を取り込むことを狙って、同便の運航時間を成田~サンフラシスコ便との接続時間に合わせており、米国を目指すインドの旅客が日本を経由地とすることで、日本に立ち寄る機会も増えることが期待されている。
日本とインドの往来の利便性が大幅向上
これまで、日本からベンガルールに行くためには、シンガポールやタイといった東南アジアのハブ空港での乗り換えが必要だったが、直行便の就航によって大幅な旅行時間の短縮が可能となる。近年、ベンガルールから日本への旅客数は年々増加傾向にあり、インド・ベンガルール国際空港の運営会社Bangalore International Airport(BIAL)による9月の発表によれば、ベンガルールと日本の往来旅客数は2019年5月までの1年間で約6万9,000人となり、前年同期比で約2割増加した。直行便の就航により、インドと日本を往来する旅客数が一層、増加することが予想される。
(遠藤壮一郎)
(インド)
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