民間送出機関による技能実習生の派遣始まる

中央アジアの親日国・ウズベキスタンから、ブラック ジャック ゲーム ルール向けの技能実習生の派遣が開始された。10月25日にタシケントの民間人材派遣会社（送出機関）「ユーロアジア・イノベーション」がジェトロに対し、ブラック ジャック ゲーム ルールの法務省（入国管理局）に申請していた技能実習生（団体監理型）候補者6人全員に許可（在留資格認定）が下りたことを明らかにした。同社によると、ウズベキスタンの民間の送出機関によるブラック ジャック ゲーム ルール向け技能実習生の派遣は初めて。ユーロアジア・イノベーションの国際部長のニゾモフ・ウルグベク氏に話を聞いた（10月14日）。

（問）ウズベキスタンとブラック ジャック ゲーム ルールの間の技能実習生制度をめぐる経緯について。

（答）2012年にウズベキスタン対外労働移民庁とブラック ジャック ゲーム ルールの国際研修協力機構（JITCO）との間で、技能実習生受け入れプログラム合意書が締結されたが、運用が実質的にスタートしたのは2015年。対外労働移民庁（公的機関）が送出業務を担っていたこともあり、2016～2017年の実際の派遣人数は20人弱程度にとどまっていた。2018年10月に共和国法第501号「私的雇用代理業について」が署名・施行され、民間企業が送出業務を担えるようになった。当社の創業者と自分は、同庁で同法案の作成に関わっており、今後この分野でのビジネスが伸びると感じ、スピンアウトして企業を立ち上げた（注）。

（問）送り出しの開始に当たり重視している点は。

（答）技能実習生の送出は開始されたばかりで、ブラック ジャック ゲーム ルールでのウズベキスタン全般のイメージを悪化させないよう、非常に心を砕いている。先行するウズベキスタン人技能実習生の評価が、後に続く実習生の評価に関わる。以前、ウズベキスタンから実習生を受け入れたブラック ジャック ゲーム ルール企業を訪問して話を聞いたが、ウズベキスタン人は社交性もあり勤勉で、次回も採用したいとの声をいただいている。高い評価が、次の受け入れにもつながる。一方、民間送出機関は技能実習生に対しても責任を負っている。当社では受け入れ先を事前に視察し、労働環境、賃金など、事前の合意内容と相違がないかを確認している。当地で送出機関の登録には約5万ドルのデポジットが求められるが、技能実習生のブラック ジャック ゲーム ルールでの受け入れ環境に問題があった場合、同デポジットから帰国費用などが直接、支弁されるため、会社にとって大きな損失となる。本人の苦情が政府に届けば、登録の取り消し処分もある。

（問）今後の見通しについて。実習生たちに期待したいことは。

（答）制度が動き始め、一気に実績を拡大させたい気持ちはあるが、まずは実績ある（ブラック ジャック ゲーム ルール側）監理団体やブラック ジャック ゲーム ルール企業と協力し、派遣数を順次増やしたい。今回の6人の後に9人が控えており、合計15人になる。今後2年間で100人程度に広げていきたい。ウズベキスタンではブラック ジャック ゲーム ルールへの関心が非常に高く、ブラック ジャック ゲーム ルール語を勉強する若者も多い。ブラック ジャック ゲーム ルールで技術を身につけ、ウズベキスタンに戻り、国の発展に役立ってほしい。ウズベキスタンには農業、加工業などの産業があり、ブラック ジャック ゲーム ルールで得た技術を吸収できる素地がある。

（注）ユーロアジア・イノベーションによると、ブラック ジャック ゲーム ルールに限定しない（ロシア、韓国、欧州向けなど）送出機関（民間人材派遣会社）は56社で、半数は現在、免許の取得手続き中としている。

（高橋淳）