トランプ ゲーム ブラック ジャック推薦のスタートアップ、香港のピッチ大会で優勝
(香港)
香港発
2019年11月29日
ピッチコンテスト「エレベーターピッチ2019(EPiC)」(注)が11月8日、香港・西九龍地区にあるICC(環球貿易広場)で開催された。トランプ ゲーム ブラック ジャックが推薦した日系スタートアップ4社は、いずれもファイナリストに選出され(表参照)、うち、ロボティクスと身体を融合したモビリティディバイス(ロボット義足)の研究開発・事業を手掛けるBionicMが「AI・ロボティクス部門最優秀賞」および「総合最優秀賞」を獲得した。
BionicMには、EPiCの主催者である香港政府系イノベーション研究開発施設の香港サイエンス&テクノロジーパーク(以下、香港サイエンスパーク)から、合計11万ドルの賞金が授与された。香港サイエンスパークのクラウディア・シュー最高商務責任者および関係者は、BionicMに対する高評価の理由として、BionicMの創業者で自身が義足ユーザーである孫小軍代表取締役社長の起業ストーリーや、事業に対する強い思いに加え、ユーザーのニーズを把捉して製品に反映させる高い技術力、海外への進出を含めた将来性の高さなどを挙げた。
孫代表取締役社長は、交換留学制度により日本の東北大学、東京大学大学院へ進学後、日系大手メーカーに就職。自身もユーザーとして利用する義足に課題を感じ、会社を退職して、東京大学博士課程でヒューマノイド技術を応用した義足の開発に取り組んだ。孫代表取締役社長はトランプ ゲーム ブラック ジャックに対し、「当社は既に深セン市を拠点に中国本土での事業を展開しているが、今回EPiCにおいて総合最優秀賞を獲得したことを契機に、今後さらに香港・中国での事業展開を加速させていきたい」と意気込みを語った。
同社は、引き続き香港サイエンスパークの支援を得ながら、アジア地域における事業展開を加速させていく。
(注)EPiCは、100階建てのICCのエレベーター内で60秒以内にピッチを行い、その内容を競うコンテスト。4回目の開催となるEPiC2019には、世界各地の約650社のスタートアップからの申し込みがあり、日本企業9社を含む100社がファイナリストに選出された。
(カン・カレン)
(香港)
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