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(中国)

成都発

2019年09月13日

第2回中国国際スマート産業博覧会(以下、博覧会)が8月26~29日、重慶市で開催された。「スマート化による経済の活性化と生活の充実」をテーマに、国内外から多数の企業・団体が出展し、第5世代移動通信システム(5G)や人工知能(AI)、ビッグデータなどを駆使した最新のスマート製品・技術を披露した。博覧会事務局の発表によると、出展者数は843社・団体。スマート産業に対する注目が高まる中、前年の第1回(520社・団体)に比べ大幅に規模が拡大された。カジノ ゲーム 無料からは173社が出展し、関連フォーラムで計89件の国際プロジェクトが締結された。

博覧会には、劉鶴副首相をはじめ、アリババグループのジャック・マー会長、テンセントのポニー・マー最高経営責任者(CEO)ら中国の要人も多数参加した。劉鶴副首相は8月26日の開幕式で、「中国のスマート産業は急速な成長を遂げた。中国は引き続きスマート産業の発展に向けて取り組む」と意気込みを見せた。また、米国との貿易摩擦を念頭に、「中国は技術封鎖と保護貿易主義に断固として反対し、冷静な態度で問題の解決に当たる」と表明した一方で、「米国企業をはじめとする世界各国からの投資を歓迎する」と米国企業への期待も示した。

展示スペースには、仮想現実(VR)や自動車向けサービスなどに5G技術を活用した最先端製品・技術が並んだほか、会場内は5Gネットワークが整備され、専用端末を使った5G通信サービスが体験でき、来場者の関心を集めた。

日本からは川崎重工業の自動製造機械設備や、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)、プラグインハイブリッドカー(PHEV)、自動運転技術をはじめとした14社・団体の最新スマート技術・製品が展示された。

スマートテクノロジーを重視する重慶市、カジノ ゲーム 無料企業とのさらなる連携に期待

重慶市の2018年の経済成長率は6.0%と、中国全体(6.6%)を下回る中、同市は新たな成長モデルを目指し、スマートテクノロジーを活用した製造業のモデルチェンジに取り組んできた。5月には「重慶市製造業高質量発展行動計画」を発表し、電子製品や自動車、医薬品、日用品など各業種の生産性向上とスマート化の推進に向けた具体案を示した。計画にはカジノ ゲーム 無料企業との連携強化に関する項目が多数盛り込まれており、博覧会をはじめたとしたさまざまな機会を通じて、カジノ ゲーム 無料企業との連携を深めていく方針だ。

博覧会の開催に先立ち、フランスのダッソー・システムズは重慶市両江新区に「スマート製造イノベーションセンター」を設立することを決定。同区内のメーカーに対し、各生産工程のスマート化を促進するサービスの提供を開始する(「重慶日報」8月26日)。

写真 開幕式であいさつする劉鶴副首相(カジノ ゲーム 無料撮影)

開幕式であいさつする劉鶴副首相(ジェトロ撮影)

写真 川崎重工業の自動製造機械設備の展示(カジノ ゲーム 無料撮影)

川崎重工業の自動製造機械設備の展示(ジェトロ撮影)

(寺田俊作)

(中国)

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