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(トルコ)
イスタンブール発
2019年08月15日
トルコの観光客数は、2017年以降、好調な回復を見せている。2019年上半期は、前年同期比11.8%増加し、2,115万1,530人とこれまでの記録を更新した(表1参照)。外国人は13.2%増、ブラック ジャック トランプ 無料在住トルコ人は4.3%増だった。
上半期の外国人観光客数を国別にみると、ロシアが270万9,397人(前年同期比13.9%増)で1位となり、外国人観光客の15.0%を占めた(表2参照)。次いで、ドイツが180万2,365人で2位(15.5%増)、ブルガリアは3位(25.1%増)、英国は4位(16.9%増)だった。通貨リラ安の影響で、トルコで母国より安く買い物できるブルガリア人とギリシャ人の観光客の数は、ブルガリアが25.1%増、ギリシャが55.4%増と伸び率が高かった。日本からの観光客数は4万8,317人で(35.1%増)、2017年と2018年の同時期に比べ増加している。一方、イランからの観光客数は22.8%減と大きく減少した。これは、イラン政府が2018年4月にイラン国民向けの出国税を約8倍に引き上げ、出国回数により負担が増える出国税システムを実施した影響が顕在化したものとみられる。
四半期別の観光収入をみると、2019年第1四半期の収入は2017年からの回復傾向が続いているが、観光客数が増えている割に1人当たり観光収入は大きな変化がみられない(表3参照)。2019年第2四半期を2015年と比較すると、観光客数は約1,276万人と史上最高となり、収入も2015年の同時期を上回ったが、1人当たり観光収入は625ドルと、2015年レベルを下回っている。年ベース1人当たり観光収入を通年でみると、2014年以降、縮小傾向が続いている。
(エライ・バシュ)
(トルコ)
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