アラブ首長国連邦(UAE)が福島県産食品の輸入規制を緩和
(アラブ首長国連邦、福島)
ドバイ発
2019年08月07日
アラブ首長国連邦(UAE)は、福島県産の全ての食品と飼料の輸入に際して放射性物質検査報告書の提出を求めていたが、7月22日付で水産物および野生鳥獣肉を除き、これを解除した。これは、同国政府から日本政府への通知で明らかになったもの。これにより、同県で生産・加工された水産物・野生鳥獣肉のみ放射性物質検査報告書の提出が求められることとなった。
2018年の日本からUAE向け食品・農林水産物の輸出額は34億円(清涼飲料水、配合調整飼料、ソース混合調味料など)で、世界24位だった。
(反町俊哉)
(アラブ首長国連邦、福島)
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