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「松屋」ロシア1号店、価格値下げ、メニューを充実

（ロシア）

モスクワ発

2019年07月29日

モスクワ市内で6月19日にオープンした牛丼チェーン「松屋」のロシア1号店は、看板商品「牛めし」を含む主力メニューの価格改定を7月11日に実施した。最新のメニュー価格は表のとおりで、牛めし並盛は1杯250ルーブル（約425円、1ルーブル＝約1.7ルーブル）とオープン当初の価格（関連オンラインブラックジャック）から50ルーブル値下げされた。特に、カツカレーは590ルーブルと大幅な値下げになった。

「松屋」ロシア1号店で提供されるカツカレー（ジェトロ撮影）

同店舗関係者によると、値下げの理由については、日本から輸入している一部の調味料をロシアで生産するめどが立ったためだという。味については日本からスタッフを派遣し、調味料調達先の変更にかかわらず、日本と変わらぬ味の維持に努めるとのことだ。

「松屋」ロシア1号店は価格改定に加え、アラカルトメニューを充実させた。枝豆や冷ややっこ、コロッケ、鶏の唐揚げなど、いわゆる日本の居酒屋メニューを中心に、十数種類の料理をラインアップに追加した。価格帯は130～360ルーブル。なお、アルコール類はオープン当初から変わらず、日本を含む外国ブランド5種類のビールを提供している。