ドバイで観光客が酒類の購入可能に

(アラブ首長国連邦)

ドバイ発

2019年07月22日

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにおいて、ブラック ジャック ルール ディーラーからの旅行客向けの酒類購入ライセンスが導入された。ライセンスを取得できるのは、21歳以上の非イスラム教徒であるブラック ジャック ルール ディーラーからの来訪者。

ライセンスを取得するためには、政府から認可を受けた酒類販売店であるマーチャンタイル・アンド・マーケティング・インターナショナル(MMI)やアフリカン+イースタンの指定されたいずれかの店舗で、パスポート持参の上、所定のフォームによる申請が必要になる。申請は無料で、ライセンスは即時発行される。申請に当たっては、公共の場所でのアルコール摂取禁止、持ち運び時は他人に見えないようにするなど、アルコール購入・運搬・消費に関するルールを順守することの確認が求められる。手続きや指定店舗など詳細は両社のウェブサイト(MMI外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますアフリカン+イースタン外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)などで確認できる。

ドバイにおける酒類購入はこれまで、有料でライセンスを取得した非イスラム教徒の在住者に限られており、来訪者は酒類提供の許可を得ているホテルやレストランなどで酒を飲むことはできるが、店舗で購入することはできなかった。

なお、今回の導入はドバイに限られており、他の首長国では異なる運用がされている。

(山本和美)

(アラブ首長国連邦)

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