上半期の新車販売台数は前年同期比1.8%増
(フィリピン)
マニラ発
2019年07月29日
フィリピン自動車工業会(CAMPI)と自動車輸入・流通業連合(AVID)の発表によると、2019年上半期(1~6月)の新車販売台数は前年同期比1.8%増の19万5,424台となった(図参照)。
フィリピンの新車販売台数は、2012年から2017年まで6年連続で過去最高を記録し、2017年には47万3,943台となった。しかし、2018年1月に政府が20年ぶりに実施した税制改革(関連ブラック ジャック 賭け)によって、自動車の物品税が増税されたことに加えて、政府の利上げやガソリン価格の上昇などにより、2018年は前年比15.3%減の40万1,624台となった。
AVIDのマリアフェ・ペレズ・アグド会長は、2019年第1四半期の経済成長率が5.6%と2015年以来の低水準だったにもかかわらず、新車販売台数は前年同期比で減少しなかったとした上で、「新車販売市場の成長鈍化は一時的なものとみている」とコメントした。
(坂田和仁)
(フィリピン)
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