2020年米大統領選挙の世論調査、直接対決予想でバイデン氏リード
(米国)
米州課
2019年06月20日
米国ニュージャージー州のモンマス大学は6月19日、再選に向けて大統領選挙への立候補を正式に表明したドナルド・トランプ大統領と、民主党候補者との直接対決を想定した世論調査結果を発表した(注)。
民主党の各候補者が立候補して、トランプ氏に勝てる可能性について、1~10段階で評価したもので、ジョー・バイデン氏が7.7点と最も高く、2位がバーニー・サンダース氏(6.5点)、3位がエリザベス・ウォレン氏(6.4点)との結果だった(表1参照)。
各候補者の詳細は、米紙、ブラック ジャック カード。
「民主党の大統領候補として誰を支持するか」という問いに対して、バイデン氏が32%と1位で、ウォレン氏(15%)、サンダース氏(14%)が続いた。ここ数カ月でウォレン氏への支持が高まった(表2参照)。
6月末に予定される民主党候補者の最初の討論会を視聴する予定について聞いたところ、「ライブ視聴を予定する」と回答した人が58%、「録画して視聴する」が27%、「視聴する予定がない」が14%という結果で、ライブ視聴を予定している人が過半数だった。討論会への関心を聞いたところ、「楽しみにしている」13%、「関心がある」36%、「いくらか関心がある」34%、「関心がない」17%で、8割以上が関心を示した。
(注)調査の実施時期は6月12~17日、対象者は全米の有権者751人(うち民主党支持者は306人)。
(松岡智恵子)
(米国)
ビジネス短信 a7e69c3f50b6e823