2020年大統領選挙の世論調査、民主党各候補の支持がトランプ大統領を上回る
(米国)
米州課
2019年06月12日
米国コネチカット州のキニピアク大学が6月11日に発表した世論調査(注)の結果によれば、ドナルド・トランプ大統領が共和党候補となった場合、2020年の大統領選挙での各民主党候補との直接対決を想定した問いに対し、民主党各候補がトランプ氏を上回る支持を獲得した。エマーソン大学が5月に実施した調査と比較すると、民主党候補者とトランプ氏の差がより大きい(表1参照)。
各候補者の詳細は、米紙、ブラック ジャック カード。
「今日、民主党の大統領予備選が行われたら、民主党の予備選で誰に投票するか」という問いに対して、ジョー・バイデン氏が30%と1位で、バーニー・サンダース氏(19%)、エリザベス・ウォレン氏(15%)が続いた(表2参照)。直近5月の調査結果と比べると、サンダース氏とウォレン氏の支持がやや伸びた。
また、トランプ氏の大統領としての仕事ぶりについての評価を聞いたところ、「認める」が42%、「認めない」が53%で、直近5月の調査結果(それぞれ38%、57%)よりは評価が改善された。経済状況に関する問いに対しては、「良い」が70%(前回71%)、「良くない」が28%(前回28%)と、ほとんど変化がなかった。
(注)調査の実施時期は6月6~10日、対象者は全米の有権者1,214人(うち民主党支持者は503人)。
(松岡智恵子)
(米国)
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