INPEX、マセラ鉱区の大型LNGプロ実写 版 ブラック ジャッククトで基本合意
(インドネシア)
ジャカルタ発
2019年06月19日
国際石油開発帝石(INPEX)は6月17日、インドネシア東部のアラフラ海マセラ鉱区で計画している液化天然ガス(LNG)開発プロ実写 版 ブラック ジャッククトについて、インドネシアの石油・ガス上流事業の管理当局であるSKK Migasと基本合意書を取り交わしたと発表した。LNG生産見込量は、日本の年間LNG輸入量の1割強に上る年産950万トン。報道によると、総投資額は約200億ドルの大型プロ実写 版 ブラック ジャッククトとなる。
INPEXは1998年11月にマセラ鉱区の開発権を取得し、2000年にガス田を発見した。当初、洋上LNGプラントの開発についてインドネシア政府から承認を受けたが、埋蔵量の増加を受けて、2015年9月に改定計画書を申請したところ、2016年4月に同政府から陸上でのプラントを開発するよう変更を要請された。その後、開発計画の改定に関する協議を政府当局と続けてきた。今回、基本合意書を締結したことで、陸上プラントの開発手続きが進められる見込みとなった。マセラ鉱区の開発期限は、現行2028年だが、陸上プラント化による期間追加(7年間)と期限延長申請(最長20年間)によって、最長で2055年となる見込み。
基本合意書の締結は、地元紙でも大きく伝えられた。「ビスニス・インドネシア」紙は、資源の上流開発が進む兆しだとし、イグナシウス・ジョナン・エネルギー鉱物資源相が大型投資の進展に期待していると報じた。
基本合意書の調印式は6月16日に長野県軽井沢町で、G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合(G20エネルギー・環境相会合)に合わせて実施され、ジョナン大臣、世耕弘成経済産業相が立ち会った。
(山城武伸)
(インドネシア)
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