ヒューストン市で海洋技術カンファレンス開幕、今年で50周年

(米国)

ヒューストン発

2019年05月09日

世界最大規模の海洋技術カンファレンス(OTC:Offshore Technology Conference 2019)が5月6日、米国ヒューストン市内で始まった(9日まで)。今年で50周年を迎えるOTCは、13の産業団体と学会のスポンサーシップで成り立っており、論文などの技術発表や展示会が行われた。

イベントの冒頭では、「OTCゴールデン・アニバーサリー・オープニング・セッション:今後50年間のオフショア開発の展望」と題して、デジタル化、自動化、マシンラーニングなどについて、トタル、マーフィー、BP、エクイノールなどのE&Pオペレーター企業、テクニップ FMC、 ベーカーヒューズなどのサービス企業の幹部が講演を行った。

なお、2018年の来場者は6万1,300人、1969年以来のヒューストン市への経済効果は30億ドル相当と言われている。

写真 ジャパンパビリオン(ブラック ジャック ディーラー撮影)

ジャパンパビリオン(ジェトロ撮影)

OTC 2019の概要

  • 日程:5月6~9日
  • 場所:テキサス州ヒューストン市NRGパーク
  • 展示企業:40カ国から2,000以上、および23の国別パビリオン
  • 展示面積:約4万6,500平方メートル(屋外展示を含む)
  • 来場者:6万人以上(見込み)
  • 技術発表:論文350以上、特別テーマ22、パネルセッション11

(中川直人)

(米国)

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