ブラジル・ミシュランガイド、日本食が存在感を強める
(ブラジル)
サンパウロ発
2019年05月15日
サンパウロ市内ホテルで5月6日、レストラン格付け誌「ミシュランガイド」のサンパウロ、リオ・デ・ジャネイロ版授賞式が行われた。両市で「3つ星レストラン」はなかったが、3店舗が「2つ星」、15店舗が「1つ星」を獲得した(表参照)。
特筆すべきは、18店舗のうち、ブラジル料理店(フュージョンを含む)が6店舗なのに対し、日本料理店が7店舗、サンパウロだけでみると12店舗中6店舗が日本料理店と、存在感を示している点だ。ブラジル両都市の同誌による格付けは2015年から行われており、当初から日本料理店の比率は高かったが、これまではブラジル料理店の方が多数を占めてきた。日本料理店が最多数を占めるようになったのは今回が初。とはいえ、「2つ星レストラン」はいずれもブラジル料理店であり、やはりブラジル料理店の存在感は大きい。
(山本祐也)
(ブラジル)
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