欧州で最もオンラインショッピングの盛んな国の1つに
(オランダ)
アムステルダム発
2019年05月17日
オランダ中央統計局(CBS)は5月2日、オランダの消費者が2018年に国外のEU加盟国のウェブショップから、前年比17.2%増の約15億8,700万ユーロ〔注、暫定値、付加価値税(VAT)を除く〕の商品を購入した発表した。2018年第4四半期の購入額は4億5,300万ユーロで、前年同期比22.4%増と四半期ベースで最高の売り上げになった(図1参照)。
また、2018年のオランダ国内のウェブショップからの購入額は前年比17.9%増となった。ウェブショップからの購入額は近年、国内、国外(EU)ともに前年比20%前後の高水準で増加している(図2参照)。
EU統計局(ユーロスタット)によると、オランダで過去1年間にオンラインショッピングをしたことのある人の割合は80%とEU平均(60%)を大きく上回り、デンマーク(84%)、英国(83%)に次ぐ高率となっており、オランダは欧州で最もオンラインショッピングが盛んな国の1つだ。
(注)このデータは付加価値税申告をベースに作成しており、付加価値税申告の義務のない企業分の脱漏など、数パーセント程度の誤差があり得る。
(高橋由篤)
(オランダ)
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