サマータイムの実施中止
(ブラジル)
サンパウロ発
2019年05月09日
ブラジル政府は4月26日付政令9.772号で、サマータイムを実施しないことを定めた。日照時間の長さを電気使用量の節減に活用するため1931年に導入された制度だったが、政府が検証した結果、国民生活サイクルの変化に伴ってその節減効果が薄れたこと、また体内時計に与える負担も考慮したという。2018/2019年度のサマータイムは、南部、南東部、中西部の各州を対象に、2018年11月4日~2019年2月16日の期間、1時間早めていた。
(二宮康史)
(ブラジル)
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