世界主要国のAI研究者数、2万2,400人に増加、カナダAI企業調べ
(カナダ、世界)
米州課
2019年04月15日
カナダの人工知能(AI)スタートアップ企業のエレメントAIは4月2日、世界の主要AI会議やビジネス特化型SNSリンクトインのデータから、世界主要国のAI研究者や専門家の人数やブラック ジャック ディーラー分布、男女比などを分析した「2019年グローバルAIタレントレポート」を発表した。それによると、2018年に世界の主要な21のAI会議で英語論文を発表したAI研究者数は約2万2,400人で、前年に比べ19%増加した。リンクトインでAI専門家として登録している人数は全世界で3万6,524人おり、前年の2万2,064人から65.5%増加している。
米国系企業・研究機関に勤務するAI研究者の割合は46%
主要AI会議で英語論文を発表した研究者数を企業のグローバル本社や研究機関の所在ブラック ジャック ディーラーでみると、米国が1万295人で全体の46.0%を占め、中国(2,525人)、英国(1,475人)、ドイツ(935人)、カナダ(815人)と続いた(表参照)。日本は805人(3.6%)で6番目に多い。リンクトインの登録者数をブラック ジャック ディーラーでみると、米国は1万5,747人で全世界の43.1%を占め、前年比で74.8%増加した。企業別では(過去の勤務者を含む)、マイクロソフトが1,077人で最も多く、グーグル697人、IBMが667人、アマゾン511人、アップル393人となっている。2番目に多い国は英国で3,387人(82.0%増)、カナダは1,487人(28.9%増)、フランス1,426人(78.9%増)、オーストラリア1,299人(97.7%増)と続く。リンクトインがあまり普及していない中国は574人にとどまるが、前年比では39.0%増加しており、日本も人数は455人だが前年比2.2倍と高い伸びを示した。
英語論文を発表したAI研究者数を性別でみると、女性研究者の割合は18%にとどまっている。博士号を取得した機関の所在ブラック ジャック ディーラーでみると、スペインの女性比率は26%で最も高かったが、日本の女性比率は9%だった。
(中溝丘)
(カナダ、世界)
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