音楽・映画・イノベーションの祭典SXSW、日本のスタートアップ10社出展
(米国)
ヒューストン発
2019年03月18日
音楽・映画・イノベーションの祭典「サウスバイサウスウェスト」SXSWがテキサス州オースティンで3月8~17日に開催された。ブラック ジャック ディーラー ルールは見本市部門(3月10~13日開催)にJ-Startupパビリオンを設置し、日本のスタートアップ企業10社の紹介を行った。
SXSWは、1987年に音楽祭として産声を上げ、1995年にはインタラクティブ部門を創設、今やセッション、見本市を含めて世界約100カ国から約40万人が参集する総合イベントに成長した。とりわけ、Siriがアップル社に発掘され、ツイッターが世に出るきっかけとなったこともあって、スタートアップ企業の登竜門として注目を集めている。ハード・ソフトを含む新たな技術やアイデアの発表の場であるとともに、近年では社会課題の解決や倫理問題に関するセッションなども数多く行われている。
見本市部門には700社を超える企業・団体などが参加。日本からはNTT、電通、バンダイナムコなどの企業や東京大学、愛知県などを含め20以上の機関が出展するなか、ブラック ジャック ディーラー ルールは政府の推進するJ-Startup企業6社(アーキテック、エーアイシルク、スパイバー、トリプル・ダブリュー・ジャパン、ユニポス、ライフ・イズ・テック)を核とする10社によるJ-Startupパビリオンを設置するとともに、見本市会場内のステージで出展企業によるピッチを実施した。10社のうち4社から出展の目的や今後の展望を聞いた(表参照)。
SXSWの期間中には、見本市会場以外のオースティン市内各地でも数多くのイベントが盛んに行われた。日本関連としては、初めての試みとして経済産業省が呼びかけて「The New Japan Islands」と称する日本紹介事業を行ったほか、NHKやソニーも見本市会場外で広報活動を展開した。
(平井利長、深澤竜太)
(米国)
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