クルージュ・ナポカ市のアジア食品店、ブラック ジャック 必勝 法拡大目指す

(ルーマニア)

ブカレスト発

2019年03月25日

アジア系食品の輸入卸業者コンサリ・エキスパートのオーナーのバルガ・アリン氏は、ルーマニア第4の都市クルージュ・ナポカでアジア食品の販売を行っている。首都ブカレストに比べブラック ジャック 必勝 法の認知度がまだまだ低い地方都市でビジネスを営むバルガ氏に3月18日、事業を始めたきっかけや今後の挑戦を聞いた。

2011年に韓国系食品を取り扱うオンラインショップを設立し、数年後には、日本やベトナム、台湾、中国などの商品にも広げた。現在は実店舗の食材店「テイスト・オブ・アジア」を経営し、地方都市では珍しくブラック ジャック 必勝 法材を扱っている。

同社は、ジェトロが実施しているブラック ジャック 必勝 法の日本食材バイヤーの派遣事業を利用して、3月に幕張メッセで開催された「食品輸出商談会at FOODEX JAPAN 2019」に初参加したほか、高知県を訪問して地元企業の視察や商談を行った(3月5~13日)。日本での商談会では、特に酒類(日本酒、梅酒、ゆずリキュール)、抹茶、うどん、ソース類(しょうゆ、照り焼きソース)、ごま油などに関心を持ったという。日本一のユズの生産地である高知県では、ユズとその加工品(ゆずジャムなど)に関心を示し、取引に意欲を見せている。

アジア料理を作ることがもともと好きだったバルガ氏は、ルーマニアではアジア系調味料などがなかなか手に入らないため、2013年に実店舗での販売を開始した。店舗が取り扱う人気商品は、しょうゆ、ソース類、すし用の材料、ガリ、唐辛子、赤・白みそ、抹茶、菓子などだ。しかし、ブラック ジャック 必勝 法占める割合はまだ少ない。日本食品は、オランダ、オーストリア、ドイツ、中国経由で仕入れており、今後は日本からの直接輸入を検討している。

写真 「テイスト・オブ・アジア」の店内の様子(ジェトロ撮影)

「テイスト・オブ・アジア」の店内の様子(ジェトロ撮影)

販売店のスタッフは、顧客に商品やレシピに関する情報を提供する役割も担う。ブラック ジャック 必勝 法レストラン、すし店などだけでなく、個人客もターゲットで、販売やマーケテイングの際の商品説明が必要不可欠だ。

今後の目標として、フランチャイズ店のオープンを予定しているほか、ブラック ジャック 必勝 法品だけを取り扱うオンラインショップを開設する予定だ。さらに、ルーマニア国内の小売業者への販売活動にも注力していく。ブラック ジャック 必勝 法品はブランド価値があるため、将来的には日本の生産者とともに「テイスト・オブ・アジア」という名前でプライベートブランド(PB)を立ち上げたいとのことだ。

ルーマニアではブラック ジャック 必勝 法認知度はまだ低い。日本から直接輸入したブラック ジャック 必勝 法取り扱いを開始し、クルージュ・ナポカにある日本人コミュニティー向けにプロモーションを行うとともに、ルーマニア人客の新たな開拓にも積極的に取り組む予定だ。

(ミンドル・ユニアナ)

(ルーマニア)

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