2つの新しい極東連邦構成体でのEビザ導入は6月1日から

(ロシア)

欧州ロシアCIS課

2019年03月07日

ロシア極東発展省は3月6日、2018年11月からロシア極東連邦管区に新たに加わったブリヤート共和国、ザバイカル地方(2連邦構成体を編入、ロシア極東ブラック)の2空港について、2019年6月1日からインターネット経由での簡易ビザ申請手続き(Eビザ)の運用を開始する予定と発表した。

リュドミラ・カナエワ極東発展省法務部副部長が、ブリヤート共和国とザバイカル地方の極東経済圏への統合に関する会合で発言したもの。当初は、ブリヤート共和国の首都ウラン・ウデにあるバイカル国際空港、ザバイカル地方の中心都市チタにあるカダラ空港の国際空港2カ所が対象となる。その他の陸上(自動車・鉄道)や河川国境の国境審査場についても適宜、対象を拡大していくと説明している。

バイカル国際空港からは北京(中国)、ウランバートル(モンゴル)、カダラ空港からはハイラル(中国)、三亜(同)、プーケット(タイ)などの間で、国際便が運航されている。

(高橋淳)

(ロシア)

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