2018年の新車登録台数は5%減の26万7,490台
(イスラエル)
テルアビブ発
2019年02月05日
イスラエル自動車輸入業者協会によると、2018年の新車登録台数は前年比5.0%減の26万7,490台で、前年の28万1,563台から減少した。メーカー・ブランド別では、韓国の現代が2016年以降3年連続で起亜を抑え、首位となった(表参照)。
人口895万のイスラエルにおける2018年の新車登録台数は、前年と比べると約1万4,000台減少したものの、26万台の水準を維持した。
メーカー・ブランド別の販売台数トップ10に、日系ではトヨタ、日産、スズキ、マツダ、三菱自動車の5つがランクインした。日系10ブランドの合計は9万7,734台で前年比5.6%減となり、シェアは36.5%になった(前年は36.8%)。
日系企業で販売台数が増加したのは、三菱自動車(2,089台、前年比19.2%増)と日産(1,284台、9.0%増)、レクサス(288台、23.5%増)、マツダ(220台、1.7%増)、インフィニティ(144台、34.8%増)だ。
2018年の新車登録台数をスポーツ用多目的車(SUV)でみて目立ったのは、起亜1万9,321台、三菱自動車1万0,835台、トヨタ8,738台、現代8,678台、日産7,236台、マツダ4,625台だった。
(余田知弘)
(イスラエル)
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