アフリカ9カ国のスタートアップ100社、強みはビッグデータ

(アフリカ)

中東アフリカ課

2019年02月15日

ジェトロは2018年8月~2019年1月にアフリカ9カ国で初めて実施した「ブラック ジャック アプリ ||」調査の結果を、2月14日に公開した。アフリカのスタートアップ企業がビッグデータを活用し、新たなカジノ ゲーム 無料モデルを展開している実態が調査で明らかになった。また、欧米や中東の投資家やファンドが、積極的な支援や事業提携をしていることも浮き彫りになった。

例えば、ケニアのエネザ・エデュケーションは、携帯電話のSMS(ショート・メッセージ・サービス)を使った教育サービスを学生に提供しており、2018年10月時点で、490万人以上の顧客データを保持している。また、コートジボワールのICT4DEVは、農業従事者同士のカジノ ゲーム 無料交換プラットフォームを開発、運営している。2018年には、農民4万人を含む農協150組合の顧客を獲得している。さらに、同国で道路交通カジノ ゲーム 無料をウェブサイト上で発信しているアクツルートは、フランスの通信大手オレンジと提携している。

アフリカのスタートアップ企業の強みは、独自のプラットフォームで獲得したビッグデータだ。ビッグデータは、貧困層(BOP)や農村の消費者を可視化することを可能にし、有効な市場開拓ツールとなる。アジアに次ぐ、巨大市場と目されるアフリカだが、これまで市場データがほとんど存在せず、アプローチが難しいとみられてきたが、現地スタートアップのビッグデータを活用することで、日本企業にも新たな参入の可能性がもたらされている。

なお、本調査では、テクノロジーをベースとするイノベーションによって社会課題の解決を目指す創業初期で、今後の事業成長が期待される企業を対象としている。分野は農業、環境・エネルギー、物流、IT、保健・医療、卸・小売り、金融・保険など。アフリカ9カ国(モロッコ、チュニジア、エジプト、エチオピア、ケニア、南アフリカ共和国、モザンビーク、ナイジェリア、コートジボワール)で調査を実施し、計100社をリストアップした。

(山崎有馬)

(アフリカ)

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