共和党マクサリー氏をアリゾナ州上院議員に指名

(米国)

米州課

2018年12月21日

アリゾナ州のダグ・デュシー州知事は12月18日に、マーサ・マクサリー氏を連邦上院議員に指名した。8月に死去したジョン・マケイン上院議員(共和党)の後任だったジョン・カイル氏が12月末までの辞任を表明したためだ。マクサリー氏は、2019年から2年間上院議員職を務める。2020年11月に補欠選挙を実施する予定。

2018年11月の中間選挙でアリゾナ州の連邦議会上院選に立候補した共和党のマクサリー氏は、民主党のカイルステン・シネマ氏に大接戦で敗れた(ブラック ジャック カード ゲーム)。

デュシー州知事は、マクサリー氏は上院議員としての責務を果たす経験が十分にあるとして、当選したシネマ氏と協力してアリゾナ州の発展に尽くしてもらいたいとしている。

マクサリー氏は、米軍初の女性戦闘パイロットで、下院議員として2期務めた。マクサリー氏は、元下院議員のシネマ氏と下院同様に、上院でも仕事を共にすることを楽しみにしている、と述べた。

上院の選挙期間中、マクサリー氏は強硬な移民政策を打ち出し、トランプ大統領寄りと見なされていた。トランプ氏との対立も辞さなかったマケイン氏の未亡人シンディ・マケイン氏はツイッターで、デュシー州知事の決定を尊重しながらも、マクサリー氏には個人的利益にとらわれないリーダーシップを発揮することを期待する、とコメントした。

(松岡智恵子)

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