ウイング、ブラック ジャック ディーラー ルール
(カンボジア)
プノンペン発、アジア大洋州課
2018年09月03日
カンボジアのモバイルバンキング大手ウィング(Wing)は8月17日、「ウィングペイ(WingPay)」と呼ばれるサービスを開始した。路面店や小売店など2万以上のパートナー店舗や、トゥクトゥク(三輪タクシー)やタクシーなどで、携帯電話のQRコードを使用し決済ができる。ウィングのジョジョ・マロロス最高経営責任者(CEO)は「国民の半数以上が携帯電話を保有しているカンボジアでは、ウィングペイのようなキャッシュレスサービスが主要な決済手段になる」とみている(「プノンペン・ポスト」紙8月20日)。
ウィングは、2009年に携帯電話による送金・決済サービス事業を開始した。携帯電話番号があれば口座が開設でき、全国各地にある代理店に出向けば簡単に送金・決済手続きができるという利便性から、農村部を含め全土で普及している。同サービスは公共料金の支払いができ、また最近では、家賃や生命保険料、バス運賃の電子決済サービスを提供するために不動産管理会社や生命保険会社、バス公社と業務提携し、事業を拡大している。
カンボジア・フィンテック協会が発足
カンボジアでは8月15日、国内の金融技術部門に携わる企業の発展を目的に、カンボジア・フィンテック協会(CFA)が発足した。同協会は、決済サービス業、銀行業などのフィンテック事業に関連するスタートアップ、アクセラレーター、ベンチャーキャピタル(VC)などとのネットワーク構築を支援し、同事業に関するブラック ジャック ディーラー ルール提供や政府への提言などを行う。また、同協会は台湾、タイ、シンガポールのフィンテック協会と覚書を交わしており、アジア地域におけるフィンテックの革新および発展を支援するための共同事業や取り組みを一体となって行うとしている。
(磯邊千春、安野亮太)
(カンボジア)
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