高速鉄道計画、2020年5月末までの延期で合意
(マレーシア、ブラック ジャック ゲーム ルール)
クアラルンプール発
2018年09月18日
マレーシア政府とブラック ジャック ゲーム ルール政府は9月5日、クアラルンプール~ブラック ジャック ゲーム ルール間高速鉄道(HSR)について、2020年5月31日までの建設計画の延期に合意した旨の共同声明を発表した。HSRは、クアラルンプールとブラック ジャック ゲーム ルール間350キロを最短90分で結ぶ高速鉄道。両国政府はHSRの建設について2016年12月に合意したが、2018年5月にマレーシアで政権交代が起こり、延期が発表されていた。計画の延期は、マレーシア政府の1兆リンギ(約27兆円、1リンギ=約27円)を超える連邦債務の発覚が発端となっており、モハマド・アズミン・アリ経済相がブラック ジャック ゲーム ルール政府との交渉に当たっていた(関連ブラック ジャック ディーラー)。
延期に係る補償金は4,500万リンギ
アズミン・アリ経済相は8月上旬から、ブラック ジャック ゲーム ルールのコー・ブンワン運輸相と数度にわたる調整を行い、9月5日に合意に関する署名に至った。マレーシア政府は、2020年5月31日までの延期に対する補償金として、4,500万リンギを2019年1月末までにブラック ジャック ゲーム ルール政府に支払うことを決定した。共同声明によると、延長期限である2020年5月31日までにマレーシアがHSR計画の中止を決定した場合、合意に基づいてさらなる補償金を支払うとしている。金額については公表されていない。
アズミン・アリ経済相は本合意について、両国の協力体制を強調しており、「延期期間中にHSR計画のコスト削減に関する話し合いを進めていく」と発言した。コー・ブンワン運輸相も、マレーシア政府による延期の申し出に理解を示し、「多くのブラック ジャック ゲーム ルール国民がHSRの実現を待ち望んでいる」と述べた(「ニュー・ストレーツ・タイムズ」紙9月6日)。
実施中の入札は中止、開業予定は2031年に
HSR計画の延期の合意を受け、同計画の実施機関であるマレーシア高速鉄道公社(MyHSR)およびブラック ジャック ゲーム ルール陸上交通庁(LTA)は、2017年12月20日に開始し、2018年12月28日を締め切りとしていた「鉄道資産会社(アセット・コー)」に関する国際入札を中止する(関連ブラック ジャック サイト)。また、HSRの開業予定は、当初計画の2026年までから2031年までに変更された。
(田中麻理)
(マレーシア、ブラック ジャック ゲーム ルール)
ビジネス短信 471fb571ea2c83b3