電気自動車の登録台数が増加

オランダ中央統計局（CBS）の5月25日の発表によると、2018年1月1日時点の電気自動車（FEV）の登録台数は2万1,842台、プラグインハイブリッド自動車（PHEV）は9万7,265台だった（表1参照）。FEVおよびPHEVを合わせた登録台数は、全乗用車登録台数のわずか1.4％にすぎないものの、FEVの登録台数は前年の1万3,709台から約60％の増加となった。

2017年1年間のFEVの販売台数は8,225台と前年の4,239台から大きく増加したのに対して、PHEVは、税制優遇措置の廃止（）により2016年の1万8,297台から2017年は1,781台へと激減した（表2参照）。

CBSによると、2017年の新車販売台数のうちFEVとPHEVが占める割合は合わせて2.7％と、EU域内ではスウェーデンの5.2％に次いで2番目に高かった。

オランダ自転車・自動車工業会（RAI）によると、2018年1～4月のFEVの累計販売台数（乗用車のみ）は、4,766台と、前年同期の1,968台を大きく上回っている。一方、PHEVは684台にとどまっているものの、前年同期の376台からは増加している。

（岡田茂樹）