乗用車生産台数は前年比19.9ブラック ジャック ディーラー134万8,000台

自動車専門調査会社ASMホールディングによると、2017年の乗用車生産台数は前年比19.9ブラック ジャック ディーラー134万8,029台となり、5年ぶりに前年比プラスに転じた（表参照）。このうち、ロシアブランド車は16.9ブラック ジャック ディーラー34万9,772台、外国ブランド車は21.0ブラック ジャック ディーラー99万8,257台となった。

最大手アフトワズの生産は5年ぶりに前年比プラスに

ASMホールディングによると、ロシア最大手アフトワズがトリヤッチ（サマラ州）の工場で生産するラーダは前年比18.8ブラック ジャック ディーラー20万4,206台と、5年ぶりに前年比プラスに転じた。特に「グランタ」は、2017年の車種別販売台数が2位になったこともあり、27.1ブラック ジャック ディーラー5万4,939台となった。これに続き、「ラルグス」が23.5ブラック ジャック ディーラー4万5,974台、「4×4」が9.4ブラック ジャック ディーラー3万4,840台、2015年12月から生産が開始された「エクスレイ」が35.9ブラック ジャック ディーラー3万3,242台、「カリーナ」が2.2ブラック ジャック ディーラー1万9,961台と、軒並み生産が増加した。他方、「プリオラ」の生産台数は、2.3％減の1万5,250台となった。

なお、アフトワズの工場では、「ニュー・ロガン」や「ニュー・サンデロ」（ルノー）、「アルメーラ」や「ダットサン」（日産）の受託生産が行われている。同工場で生産する「ダットサン」の生産台数は32.1ブラック ジャック ディーラー2万2,285台、「アルメーラ」の生産台数は4.7ブラック ジャック ディーラー1万5,625台となった。

アフトワズの子会社ラーダ・イジェフスクでの生産は、2015年9月から生産が開始された「ベスタ」の増産により、24.4ブラック ジャック ディーラー11万7,565台となった。車種別では、2017年の車種別販売台数で3位にランクインした「ベスタ」が35.2ブラック ジャック ディーラー8万2,164台、「グランタ」が5.0ブラック ジャック ディーラー3万5,401台となった。

外国ブランドの生産は回復、新規投資の動きも

外国ブランドについて、ロシア北西部では、サンクトペテルブルクの3社（日産、トヨタ、現代）が合計で前年比23.2ブラック ジャック ディーラー34万6,794台を生産した。自動車専門調査会社アフトスタトによると、現代の生産台数は、12.8ブラック ジャック ディーラー約23万3,500台となった。2017年の車種別販売台数で外国ブランドとして1位となった起亜「リオ」が貢献した。

日系メーカーの生産台数も同様に前年比プラスとなり、トヨタは70.7ブラック ジャック ディーラー6万6,684台、日産は25.7ブラック ジャック ディーラー4万5,827台を生産した。

また、レニングラード州にあるフォードは27.1ブラック ジャック ディーラー1万9,524台を生産した。

同じく北西部のカリーニングラードでは、地場の自動車組み立て企業アフトトルが、主に起亜、現代、BMWの計3ブランドの受託生産を行っている。2017年の生産台数は前年比41.8ブラック ジャック ディーラー13万7,703台となった。

モスクワでは、ルノーが前年比33.9ブラック ジャック ディーラー9万9,212台を生産した。同工場では「テラノ」（日産）の生産も行われている。「テラノ」の生産台数は25.3ブラック ジャック ディーラー1万3,293台となった。

カルーガ州では、フォルクスワーゲンが7.9ブラック ジャック ディーラー11万9,570台を、PSAプジョーシトロエン・三菱自動車（PCMA）が8.4％減の1万5,957台を生産した。なお、三菱自動車は2017年12月、同工場での「パジェロ・スポーツ」の生産を再開した。

極東の沿海地方では、ソレルスとマツダとの合弁マツダ・ソレルスが0.1％減の2万4,089台を生産した。

北コーカサス連邦管区のカラチャイ・チェルケス共和国では、デルウェイスが中国の力帆集団（Lifan）、奇瑞汽車（Chery）ブランドの乗用車をそれぞれ、1万6,149台（前年比2.4ブラック ジャック ディーラー）、1,685台（2.8倍）組み立てた。

なお、現代は2018年3月、サンクトぺテルブルクでのエンジン工場設立を検討中である旨、発表した。現時点では、2021年までに年間生産能力15万基の工場を設立予定となっている（アフトスタト3月14日）。独ダイムラーは2017年2月、モスクワ州に「メルセデス・ベンツ」ブランドの乗用車工場を建設することを発表した。総額2億5,000万ユーロ以上を投じ、年間生産能力2万台の工場を建設する。こちらは2019年の稼働開始予定となっている。

EVは主に日本からの中古車輸入

アフトスタトによると、2018年1月1日時点の電気自動車（EV）登録台数は1,771台。車種別では、日産「リーフ」が1,103台（市場全体の62.3％）、三菱自動車「i－MiEV」が283台（16％）、テスラ「モデルS」が194台（11％）の順。登録状況を地域別でみると、ウラジオストクが属する沿海地方に415台、モスクワ市に328台、ハバロフスク州に163台、ソチが属するロシア南部・クラスノダル州に125台となっている。

2017年のEV新車販売台数は前年比28.4ブラック ジャック ディーラー95台。メーカー別では、テスラが62台、日産が29台、ルノーが3台、三菱自動車が1台を販売した。地域別では、上位から、モスクワ市が40台、沿海地方が17台、モスクワ州が11台、サンクトペテルブルク市が7台という順になっている。

また、2017年のEV中古車販売台数は前年比3.3倍の1,047台。このうち、「リーフ」が932台、「i－MiEV」が50台となっている。現状、ロシア国内で登録されているEVは輸入が主で、中古車の割合が多い。特に、「リーフ」の極東での中古車輸入の増加に伴い、極東地域でのEV登録台数が増えている。

（宮川嵩浩）