ASEANスマートシティネットワークに参加するベトナムの3都市発表

(シンガポール、ASEAN、ベトナム)

シンガポール発

2018年04月27日

シンガポールのリー・シェンロン首相は4月25日、ASEAN議長国として同国が提案する「ASEANスマートシティネットワーク」に参加する都市として、ベトナムのハノイ、ホーチミン、ダナンの3都市を指名したことを明らかにした。

ASEANスマートシティネットワークの構築は、シンガポールがASEAN議長国として2018年、実現したい具体的な成果の1つとして掲げているもの。同構想では、都市が抱える課題を、先端技術を活用して解決し、都市に住む人々の生活環境の改善と、都市間のシームレスな電子ネットワーク構築を通じて新たなビジネス機会の創出を目指している。同ネットワークには、シンガポールをはじめ、今回明らかになったベトナムの3都市を含む26都市が参加するもようだ。

リー首相は、「2017年にベトナムを2回訪問した際、この3都市を全て訪れ、その急激な発展ぶりにとても感銘を受けた。同3都市のスマートシティネットワークへの参加は、ASEANの活性化に貢献する」と述べた。

(本田智津絵)

(シンガポール、ASEAN、ベトナム)

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