第1四半期の自動車販売台数は21.7%増
(ロシア)
国際博覧会課、欧州ロシアCIS課
2018年04月17日
在ロシア欧州ビジネス協会(AEB)の発表(4月6日)によると、2018年第1四半期(1~3月)の新車の乗用車および小型商用車の販売台数は前年同期比21.7%増の39万2,920台となった。
ブランド別で販売台数が多いのはラダの7万9,114台(28.8%増)、起亜の5万2,210台(39.9%増)、現代の3万8,891台(28.3%増)となっている。また前年同期比で2桁増となったのは上位10位ではトヨタ(2万582台)と日産(1万8,084台)を除いたブランドとなっている(添付資料の表参照)。
前年同月比ベースでみると、2018年3月は前年比13.9%増。2017年3月以降13カ月連続しての改善だ(添付資料の図参照)。2018年1、2月は下回るものの、堅調な動きが続く。
AEB自動車委員会のヨルグ・シュライバー委員長は、今後も同じような市場回復のペースを保つことは難しくなるとしつつも、引き続いての市場回復への期待を示す。AEBでは、2018年の自動車販売台数を前年比約10%増の175万台と予測している。
他方、4月1日からは乗用車やトラック、バスなどに課されている「リサイクル税」の係数を引き上げる政府決定が施行されており、今後の販売動向への影響を懸念する声もある(乗用車などリブラック ジャック)。
(一瀬友太)
(ロシア)
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