ビザなし渡航が2月10日から可能に-日本など7カ国、30日以内の滞在が対象-
(ウズベキスタン)
タシケント発
2018年02月06日
ビザ取得が必要だったウズベキスタンへの渡航が、2月10日以降は日本など7カ国の国民の30日以内の滞在であればビザなしでできることになる。渡航目的は限定されないので、短期間の出張の利便性が大きく向上しそうだ。
渡航目的は限定されず
2月3日付大統領令によると、2018年2月10日以降、イスラエル、インドネシア、韓国、マレーシア、シンガポール、トルコ、日本の7カ国の国民は、ビザなしで30日間までの滞在が認められる。ジェトロがウズベキスタン外務省に確認したところ、商用、観光など渡航目的は問われない。なお、72時間以上滞在する外国人の滞在登録は従来どおり必要だ(ホテルに宿泊する場合はホテルが手続きを行う)。
また、欧州や北米、中近東、中国、インド、東南アジアの主要国の国民についても観光ビザの取得要件が緩和される(既に緩和済みの国を含め計51カ国が対象)。ホテルや国内移動手段の予約票であるバウチャーや、ウズベキスタンの法人・個人による招待状などの提示が不要となり、2労働日(文書の受け渡しに要する日数を除く)で観光ビザが発行される。
なお、アゼルバイジャン、アルメニア、ベラルーシ、ジョージア、カザフスタン、モルドバ、ロシア、ウクライナ、キルギスの9カ国の国民は従前より60日間までのビザなし渡航が認められている。
(下社学)
(ウズベキスタン)
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