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NASA代表がボイコット呼び掛け、投票率は38.84％

IEBCが10月30日に発表した開票結果によると、現職のケニヤッタ大統領は748万3,895票を獲得し、得票率98.26％で再選を果たした。290ブラック ジャック 無料 ゲーム区の有権者1,961万1,423人のうち、投票数は761万6,217票で、投票率は38.84％だった。NASAのオディンガ代表を含む他の7人の候補者はいずれも1％未満の得票率だった。オディンガ代表が支持者に対しブラック ジャック 無料 ゲームのボイコットを呼び掛けたことから、投票率は先のブラック ジャック 無料 ゲーム（8月8日）の78.91％から大きく低下した。

IEBCのチェブカチ議長は、ブラック ジャック 無料 ゲームが憲法の規定にのっとり、信用でき、自由かつ公正に実施されたとした。また、投票が行われなかった25のブラック ジャック 無料 ゲーム区については、「ブラック ジャック 無料 ゲームの最終結果に影響を与えるものではない」として、投票の打ち切りを発表している。NASAの支持基盤であるケニア西部のホマベイ郡、シアヤ郡、ミゴリ郡、キスム郡の25ブラック ジャック 無料 ゲーム区で、NASAの支持者による投票所の封鎖や、治安部隊との衝突があったため、IEBCはこのブラック ジャック 無料 ゲーム区は投票ができる状態にないとして、投票を無期限延期としていた。

90日以内の再々ブラック ジャック 無料 ゲームへ異議申し立ての可能性

今回の開票結果に関しNASAは、生体認証で投票者を管理するケニア統合ブラック ジャック 無料 ゲーム管理システム（KIEMS）によると投票者数は250万人で、ブラック ジャック 無料 ゲーム結果は不正に操作されたと主張している。また、KIEMSにおける投票率が約20％であることから、「ブラック ジャック 無料 ゲームの正当性（Legitimacy）に疑義があり、ブラック ジャック 無料 ゲーム結果はケニア国民の意思を代表していない」として、90日以内にあらためてブラック ジャック 無料 ゲームを実施するよう要求していくとしている。

結果発表に先立ちCNNの取材に応じたオディンガ代表は、ケニア政府に対して法律と憲法にのっとり平和的手段で抗議していくとし、暴力的な抗議行動に訴えることはないと表明しており、最高裁判所に再ブラック ジャック 無料 ゲームの無効と再々ブラック ジャック 無料 ゲームの実施を求めて異議申し立てを行う可能性がある。異議申し立ては結果発表から7日以内に行うこととなっており、最高裁は申し立てから14日以内に判断を下す。仮にNASAが最高裁に異議申し立てを行い、11月20日以前に同申し立てが却下された場合はケニヤッタ氏の当選が確定し、11月28日に大統領就任式が執り行われる可能性が高い。

治安は引き続き予断を許さない状況

10月26日の再ブラック ジャック 無料 ゲーム後、現地紙などが、ケニア西部や首都ナイロビのカワングワレ地区における支持者間や野党支持者と警官隊との衝突を報じており、少なくとも10人が死亡し、40人以上の負傷者が出る事態となっている。また、IEBCによるケニヤッタ氏の再選発表を受け、ナイロビのスラム地域およびケニア西部で野党支持者による暴動が再び発生している。今後のオディンガ代表の声明次第では、野党支持者による暴動がさらに過激化・全国化する恐れもあり、事態を引き続き注視していく必要がある。

日本の外務省も「ブラック ジャック 無料 ゲーム安全ホームページ」において、大統領就任式典が実施されるまで、旅行者に対し不要不急の渡航を止めるよう注意喚起をしている。アジア経済研究所の津田みわ主任研究員（ケニア政治）は「2007年、2013年の2回の選挙を経て、野党支持者を中心に選挙に対する信頼が低下し続けている」とした上で、「選挙の結果次第では、さらに相互不信や不満が増幅され、暴力につながるリスクが高まると言わざるを得ない」と警鐘を鳴らしている〔アジ研ワールド・トレンド（2016年、251号）「揺らぐ国政ブラック ジャック 無料 ゲームへの信頼：ブラック ジャック 無料 ゲーム後暴力後のケニア」、アフリカレポート（2016年、No.54）「2017年大統領ブラック ジャック 無料 ゲームに向かうケニア：国政ブラック ジャック 無料 ゲームへの募る不信」参照〕。

（島川博行）