2016年の貿易収支は10億9,200万ドルの黒字-農林水産物や食品の輸出が好調-
(チリ)
サンティアゴ発
2017年04月10日
チリ中央銀行によると、2016年の貿易(通関ベース)は輸出(FOB)が前年比3.7%減の599億1,700万ドル、輸入(CIF)が5.9%減の588億2,500万ドルで、貿易収支は10億9,200万ドルの黒字となった。輸出では主要輸出品の銅が低迷を続ける一方、リチウムや果実、サーモン、林産物などが伸びている。輸入ではエネルギー産品の価格下落が目立ち、また、消費財の輸入も低調だったが、発電プロジェクト関連の機材や輸送機器の輸入は増加した。
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