臓器移植法を改正、脳死状態のドナーからの移植が可能に
(アラブ首長国連邦)
ドバイ発
2016年11月02日
アラブ首長国連邦(UAE)で、9月に改正臓器移植法が公布された。これにより、脳死状態のドナーからの臓器移植に関する制度・手続きが整備され、本格的に臓器移植が行われるようになると見込まれる。湾岸諸国(6ヵ国)では、サウジアラビアとクウェートが約30年前から脳死状態の臓器移植を実施してきた。他の3ヵ国でも認められている。今回、UAEでも制度が整備されることにより、全ての湾岸諸国で脳死下の臓器移植が可能となる。
ビジネス短信 bee72d1d1c17d43f