上院改選、第1党の社民党は大敗も連立政権は安定多数を確保

(チェコ)

プラハ発

2016年10月28日

 10月14~15日に実施された上院の3分の1議席改選の第2回投票で、最大与党のチェコ社会民主党(CSSD)は10議席を失い大敗した。一方、連立を組むキリスト教民主連合・チェコスロバキア人民党(KDU・CSL)は9議席を増やし、連立政権としては安定多数の議席を確保した。しかし、KDU・CSLが中道右派の野党に接近を図る動きが出ており、2017年後半に予定されている下院総選挙への影響が注目される。

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