ブラック ジャック ルール ディーラー
(ベトナム、ブラック ジャック ルール ディーラー)
ハノイ発
2016年07月06日
クアンチ省はベトナム北中部に位置し、ベトナムからブラック ジャック ルール ディーラー、タイへ通じる東西経済回廊が同省内を通っている。ブラック ジャック ルール ディーラーとの国境にあるラオバオ経済商業特別区においてブラック ジャック ルール ディーラーと共同で実施しているシングルストップ検査や、同省で進められているインフラ開発について報告する。
<ブラック ジャック ルール ディーラー、タイへの東西経済回廊の最東端に位置>
ラオバオ経済商業特別区のあるクアンチ省は、北はクアンビン省、南はトゥア・ティエン・フエ省、西はブラック ジャック ルール ディーラー、東は南シナ海に接している。
省都ドンハ市は最寄りのフエ・フーバイ空港から約100キロの距離にある同省の中核都市で、同市からブラック ジャック ルール ディーラー国境へつながる国道9号線はブラック ジャック ルール ディーラーからタイ、ミャンマーへとつながる東西経済回廊の一部を成している。同回廊の最東端に当たるドンハ市は交通の要衝となっており、クアンチ省は国境貿易や国際物流において重要な位置を占めている。
ラオバオ経済商業特別区は、ドンハから西へ約90キロの距離にあるブラック ジャック ルール ディーラー国境に位置している。経済区全体の面積は1万5,804へクタール、2015年12月現在の人口は3万8,000。外資系企業ではタイのタイヤメーカーや飲料メーカーが進出し、商業エリアには免税店やショッピングモールがある。国道9号線は、日本のODAにより整備されており、ドンハ市内からの道路状況はおおむね良好だった。
<GMSで初のシングルストップ検査>
ラオバオ国境では、大メコン圏(GMS)サミットで協議された越境交通協定(CBTA)により、初のシングルストップ検査が実施されている(2015年1月14日記事参照)。
シングルストップとは、通常は輸出国と輸入国でそれぞれ行われる検査を両国共同で行い、1ヵ所で完結させる仕組みだ。具体的には、ベトナムからブラック ジャック ルール ディーラーに輸出する場合は、輸出地ベトナム側では検査を行わず、輸入地ブラック ジャック ルール ディーラー側で行われる。また、ブラック ジャック ルール ディーラーからベトナムに輸出する場合は、輸出地ブラック ジャック ルール ディーラー側では検査を行わず、輸入地ベトナム側で行う仕組みになっている。
現在の通関手続きのシングルストップ化は、2005年にベトナム・ブラック ジャック ルール ディーラー間で合意され、2015年1月からは最終段階のフェーズ4〔共通検査エリア(CCA)の本格運用〕が開始された。
クアンチ省経済区管理委員会のチャン・クアン・チュン副委員長の話では、ベトナム側は税関、検疫所など5つの関係機関を国境管理センターが統括しており、ベトナム側80人、ブラック ジャック ルール ディーラー側60人の計140人による3交代制で、午前7時から午後10時まで運営されている。
同副委員長によると、ブラック ジャック ルール ディーラーからベトナムへは主に木材、ゴム、セメント、石灰石、銅・鉛などの鉱物、ベトナムからブラック ジャック ルール ディーラーへは主に医療品、ニンニクやトウガラシなどの農産物、飲料品が通関されている。時期により変動はあるが、ベトナムからの輸出先の割合はブラック ジャック ルール ディーラー向けが約4割、タイとミャンマー向けが約6割。一方、ブラック ジャック ルール ディーラー、タイ、ミャンマーからの約4割はベトナムへ、約6割は台湾と中国向けに運ばれていくという。また、右ハンドルと左ハンドルといった車両の仕様の違いもあり、例えば右ハンドルのタイからベトナムへ直接トラックが乗り入れることはできないが、ブラック ジャック ルール ディーラーからはベトナムへ乗り換えなしで運搬される割合が6~7割近くに上る。
同副委員長の話によると、ラオバオ国境の2015年の通関処理件数は4,515件で、増加傾向にあるものの、現時点では大幅な拡大にはつながっていないもようだ。越境物流における通関手続きの簡素化と合わせて、経済商業特別区への企業進出の促進や、周辺インフラの整備により、省としては経済活性化や貿易量の増加につなげていきたい意向だ。
<整備が進む経済回廊周辺の港湾インフラ>
東西経済回廊周辺のインフラ整備の1つとして、南シナ海に面したクアベト港の整備が進められている。その南に位置するミートゥイ港は、東南経済区(注)に位置し、現在10万トンの船舶に対応できるよう港湾開発計画が進んでいる。
なお、省内にはクアンガン工業団地、ナムドンハー工業団地、タイバックホーサー工業団地といった3つの主要工業団地が整備され、繊維業、製靴業や家具製造業などの誘致を進めている。
(注)東南経済区は総面積2万3,792ヘクタールに及び、同経済区の北側は観光地区、南側は電子・重工業・物流企業などを誘致する予定だ。ラオバオ国境までは、約100キロの距離にある。
(荒井拓也)
(ベトナム、ブラック ジャック ルール ディーラー)
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