移民を含む在外メキシコ人からの家族送金が2年連続で増加-国内の消費活性化の一因に-

(メキシコ)

米州課

2016年07月14日

 メキシコ移民は世界で2番目に多く、1,200万人を超え、そのほとんどは米国で暮らしている。そうした在米移民を含む在外メキシコ人からの2015年の家族送金額は前年比4.8%増の247億9,200万ドルに達し、2年連続の増加となった。2016年1~5月も前年同期比9.5%増加するなど、低中所得層の重要な収入源となっている。近年のドル高ペソ安の効果もあり、ペソでみた場合にはさらなる実質所得の向上をもたらし、国内の消費活性化の一因ともなっている。

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