「隠し債務」発覚で財政は危機的状況に-格付け各社は相次ぎソブリン債を格下げ-

(モザンビーク)

ヨハネスブルク発、中東アフリカ課

2016年06月13日

 財政悪化や信用不安などから、格付け各社は2016年に入り次々とモザンビークのソブリン債を格下げしている。4月には13億5,000万ドルに上る「隠し債務」が明らかになり、ムーディーズが2度目の格下げをしたほか、IMFや世界銀行、英国などが財政支援を凍結している。こうした事態に、進出日系企業からは経済の先行きを不安視する声が出ている。

ビジネス短信 69c162dfdabfa791

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。