急速な賃金の上昇ペースに苦しむ繊維産業-生産拠点としてのインドネシアの現状と課題(2)-
(インドネシア)
アジア大洋州課、ジャカルタ発
2016年05月02日
インドネシアの繊維・縫製産業は1970年代から戦略的産業として発展し、現在では米国向けを中心に輸出が拡大している。特に、西ジャワ州の州都バンドンに企業が集積している。このため、生地や付属品の手配が容易にできる。同地域は、労働賃金が5年前に比べ6割上がり、上昇スピードが速い。「繊維の町」バンドンに進出する日系の繊維企業3社に、現地の投資環境や事業戦略について聞いた(2月22、23日)。
ビジネス短信 c15bd568e68d959a