日本とのパイプ役を担った「PT.アンビコ」-インドネシアのライバル・パートナー企業-
(インドネシア)
ジャカルタ事務所
2015年12月21日
「PT.アンビコ」は、インドネシア残留日本兵だった故石井正治氏がスラバヤで設立したローカルのベンチャー企業だ。約50年にわたり日本企業とビジネスをしてきており、特に乾燥こんにゃくやサンダルの輸出で有名だ。現在も健康食品の素材開発など、日本の中小企業と協力して新規ビジネスを展開する。緩やかな協力事業から始め、商売が軌道に乗れば合弁会社を設立することもある。インドネシアと日本の、発展と友好に貢献することを願う同社は、日本企業に対して、異文化への理解、何より現地に足を運んで現状を見極めることを求めている。
ビジネス短信 905fb370816afcf9