石油化学製品を一貫生産できる総合施設の建設進む-ジョホール州の最新動向(2)-
(マレーシア)
クアラルンプール事務所
2015年06月01日
政府は石油製品の国際競争力向上に力を入れている。そのためジョホール州南部に総合石油コンプレックス(PIPC)を建設し、輸入超過が続く石油化学製品の貿易黒字転換を狙う。現在、マレーシアにとって原油安が経済リスクの1つとされるが、石油製品の生産には原油安が追い風となる。連載の2回目は、経済波及効果が大きいPIPCについて。
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