政策金利を2ヵ月連続で引き下げ1.50%に-景気回復の遅れと物価の下落が要因-
(タイ)
バンコク事務所
2015年05月07日
タイ中央銀行は4月29日に定例の金融政策決定会合を開催し、政策金利(1日物レポレート)を0.25ポイント引き下げ、1.50%とした。輸出などの停滞により、第1四半期の景気が予想より弱く、回復のペースが遅いとみられることや、原油など燃料価格安が波及し、物価全体が下落傾向にあることから、景気回復を確実にし、物価水準を維持するためには引き下げが適切と判断した。
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