2014年の日本食材輸入が減少、震災以降初めて−輸入経路が多様化し現地生産の動きも−

(スペイン)

マドリード事務所

2015年03月30日

牛肉の日本からEUへの輸出解禁などによる日本食ブームの高まりにもかかわらず、スペインの日本食材の2014年の輸入は金額ベースで前年に比べ6.5%減、数量ベースでも26.0%減と東日本大震災以降初めて減少した。輸入規制の運用厳格化などから他国を経由・迂回する輸入の増加が直接輸入減少の一因とみられる。そうした中、現地生産の動きも出ており、カルビーはスナック製品の製造・販売会社を設立すると発表した。

ビジネス短信 5513b94aadd40

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