近隣諸国へ電力輸出、バイオマス発電にも注目−再生可能エネルギーめぐるアフリカ諸国の現状と今後(5)−

(コートジボワール)

アビジャン事務所

2015年03月23日

電力セクターの脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されることが多い西アフリカにおいて、コートジボワールは電力の自給を達成しているだけでなく、ブルキナファソなど近隣諸国に電力輸出も行い、地域のエネルギーハブとしての役割を担っている。他方、今後も旺盛なエネルギー需要に対応するためには燃料供給に対する懸念を払拭(ふっしょく)する必要があり、政府は水力を中心に再生可能エネルギーの比率を高めていく意向だ。また、アフリカ最大のバイオマス発電プロジェクトも進行している。

ビジネス短信 55091eb897db0

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