労働生産性は2年連続で低下−ホテル・飲食業界での落ち込み響く−

(シンガポール)

シンガポール事務所

2015年01月07日

政府は2010年以降、外国人労働者への過度な依存ではなく、労働生産性向上による成長へと経済成長モデルを転換し、企業に対する税制優遇など各種支援策を整備してきた。しかし、シンガポールの労働生産性は伸び悩んでいる。2012年、2013年と2年連続で労働生産性が低下するなど、政策開始5年の節目を前に明確な成果を挙げるには至っていない。中でもホテル・飲食サービス業界は生産性が落ち込んでおり、人材コスト増と労働力不足への対応が厳しい状況にある。

ビジネス短信 54ab423c222e0

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