内需主導で堅調さ増す見込み、政治には波乱要因−2015年の経済見通し−
マドリード事務所
2015年01月08日
スペインの2015年の実質GDP成長率は2%を超えるとの見通しが強まっている。欧州経済の下振れリスクはあるものの、個人消費と民間投資が原動力となった内需主導の成長が見込まれる。雇用増、消費者心理や金融環境の改善がその理由だ。政治面では、秋に総選挙が予定されている。世論調査では急進左派が2大政党に迫る勢いで支持率を伸ばしており、次期政権の経済政策に影響を及ぼし得るかどうかに注目が集まっている。
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