政府は成長率1.0%と予測−2015年の経済見通し−
パリ事務所
2015年01月08日
フランス政府は2015年の実質GDP成長率を、前年より0.6ポイント高い1.0%と予測している。所得税減税や企業向け税・社会保険料軽減の影響などから、国内需要の回復を見込む。だが、雇用不安や景気の先行き不透明感は依然強く、消費や投資マインドの冷え込みが急速に改善するのは難しいとの見方が民間から出ている。欧州委員会やOECDは政府見通しを下回る0.7〜0.8%を予測している。
ビジネス短信 548f956d09c40