ドイツのベリキャップ、複雑な手続きや規制を克服し事業拡大−スピード重視で単独進出−
ニューヨーク事務所
2014年10月22日
ドイツのプラスチック容器のキャップ製造会社ベリキャップは2012年9月、アルゼンチンのブエノスアイレスに工場を新設した。経営判断のスピードを重視して、買収や合弁ではなく単独での工場建設に踏み切った。ブラジルで10年以上にわたる生産経験があったものの、アルゼンチンでは行政への提出書類の多さや外国人に厳しい雇用規制に思いの外苦労したという。進出後は生産ラインも増やすなど事業が拡大、今後は南米の中心拠点として成長させたい意向だ。
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