調達と研究開発で現地化を加速−ドイツ企業のインド戦略(8)−
ブリュッセル事務所
2014年08月20日
ドイツ自動車大手ダイムラーのインドでの調達と研究開発の双方の戦略に共通するのは現地化だ。高額な輸入関税を回避するために現地調達率を引き上げるのは必然であり、市場ニーズに見合った製品開発を行うには拠点を中核市場の近くに設置するのが原則だ。中でもブラック ジャック ディーラー通信技術(ICT)については他地域に対する拠点としての役割を担うまでに発展している。ダイムラーのインド市場開拓の取り組みに関する報告の最終回は、調達と研究開発、人材育成の各分野での特徴を紹介する。
ビジネス短信 53f1857572808